コロナウイルスのおかげで雇用保険延長
10月に入り、現在は障害者雇用での就労準備を進めています。
例年の合同企業説明会が中止となり、さらには昨年に比べて求人数自体が激変しています。
就活を進めるにはかなり厳しい状況です。
そんな社会情勢を踏まえ、雇用保険の受給期間が特別措置として2ヶ月延長になりました。
雇用保険を受給している方は、すでにハローワークから案内があったと思います。
棚から牡丹餅ですね。
適職が分からない
就労移行支援スッタフの頭を悩ませる計算障害と単調作業苦手の特性。
なぜか単調作業やっていると死にたくなります。
けっこうガチで「生まれて来なければよかったのに」と深いところまで入り込んでしまうのです。
もちろん作業内容や体調に左右されますが、週5日8時間これが続くと精神状態が崩壊するでしょう。
不注意傾向もあるので、障害者雇用で一番求人数の多い事務職はいったん省かれました。
スタッフの勧めもあり、発達障害はクリエイティブな職業が向いているという一般論に従って就活を進めています。
そうするしか進めようが無かったのですが、田舎ですしクリエイティブ系の障害者求人ってかなり少ないです。
障害者雇用の流れ
なかぽつに登録
なかぽつは、障害者就業・生活支援センターの、あいだの丸ポチ「・」の通称だそうです。
どうでもいいです。
「就労移行支援の訓練をやっていないバージョン」の機関と言いますか、相談メインの印象です。
企業実習に行く時に、保険加入の手続きとか計画書を作成してくれます。
ハローワーク以外で障害者専用求人を紹介してもらうには、なかぽつの登録が必要です。
ただ、就労移行支援などを利用していない「直接登録に来ている人たち」の対応で忙しいのか、私のような就労移行支援から来た求職者には干渉せず、同行した就労移行のスタッフに甘えて業務を投げているように映りました。
聞くところによると、なかぽつスッタフの入れ替わりは激しいようで「障害者相手+激務」とてもじゃないが割にあっていない事が予想できます。
福祉の仕事って、専門職なのに待遇が悪いですよね。
障害者専用仲介会社と面接
次に、障害者求人を扱う派遣会社のような所と面談をします。
県から委託された民間企業で、企業側と求職者をつなぐ役割があります。
この面談は月に1回しか行われないので、面談の予行練習をあらかじめ行ってから臨みました。
1人30分という時間制限もある為、話の要点を絞って話せるよう練習しておいて良かったです。
場所はなかぽつ内の広い会議室で行われて、就労移行支援スタッフが一緒に面接同行してくれます。
面接では、あらかじめ興味のある企業をピックアップしてお伝えし、応募できるかを企業に掛け合ってくれます。
後日連絡が入り、ピックアップした5社中の4社がコロナの影響で受け入れがストップしている状況でした。
企業見学に行って参りました
かなり厳しい状況ですが、ひとまず受け入れ可能な1社へ見学に行ってきました。
今後は履歴書を郵送して面接する予定になっています。
その企業は障害者雇用の実績が無いからなのか、一般雇用と同様のプロセスで選考が進んでいくことに不安を感じています。
企業側からすれば、知的・身体・精神の3つのカテゴライズ以上でも以下でもないでしょう。
何が障害なのかをイマイチ分かっていらっしゃらないのかなと思います。
どこまで配慮点を考慮してもらえるのか、こちら側も長期的な就労が可能か見定めなければなりません。
「障害者」を受け入れる職場環境について、企業側と歩み寄ることが今後の課題となりそうです。