就労移行支援所を一般の人に説明するのが難しい
もう8月ですが、梅雨が明けません。
個人的には曇りや雨が好きなので、嬉しいです。
洗濯物が乾きにくいのは難点ですが・・・
ところで先日、美容院に行ってきました。
「仕事何してるの?」って聞かれて、ただ首を横に降ったのですが、引きこもりではないので弁明したい気持ちになりました。
なんともちっちゃいプライドですが、一般の人に「就労移行支援所に通っています。」と話しても絶対通じないですよね。
別に会話しなければいいのですが、こういう人も世の中にはいるんですよ!と、
「多様性を主張する社会の一員」を示す役割を一役かっているような錯覚に陥ったのです。
普段、生活していて障害者と話す機会ってあんまりないでしょ?
社会に無かったことにされないように、こっちから主張して歩み寄ってみるのも楽しいかなと思いました。
「今、リハビリ中なんですよね〜。」
はたまた、
「デイサービスみたいな場所に通っています。」
とか、
「ジョブトレーニング中です〜。」
などなど、うまく一言でニュアンスが伝わらないものか?
と考えてみたら可笑しくなりました。
美容院で実際に「就労移行支援所とはなんぞや」については話さなかったですが、話をしないこともまた自分にとって「正解」だと思います。
私は自分が不利になるような「いらない情報」をADHDの衝動性によって、何でもかんでも開示してしまう癖があります。
衝動性を抑えるのも人と会話しないことには身につかないので、美容院で自分と違う領域の人と会話することは、自分のプライバシーを守って自己防衛能力をコントロールするいい練習になった気がします。
利用者の人とトラブル
自分のプライバシーを守るといえば、
就労移行支援所に通う利用者の人に「お薬は飲んでいるんですか〜?」と、服薬について聞かれました。
言いたくないけど、言わないとノリ悪いかな? え、どうしよう?
少し沈黙した後「飲んでないです。」と正直に答えたのですが、これからも病気や特性について聞かれるのは嫌なので、管理者に相談しました。
「私はそういうことは言いたくないんですよね〜。」
最終的に、こんな風に伝えてみたら?という所に落ち着きました。
これは、アサーションテクニックの「アイ(英語の I)メッセージ」という、私を主語にして会話すると角が立ちにくいというテクニックのです。
「アサーションテクニックを使えば良かったんだ!」
こうして解決方法に気づけたのも、毎日の自己理解と感情コントロールの勉強が功を奏したからです。
なんだかとても嬉しくなりました。
「就労移行に行く意味ない」という記事をたくさん見かけます。
しかし、本当に訓練の質が悪いからなのか、本人の気持ちの問題なのかは正直分かりません。
私はうつ病などの精神疾患ではありませんので、気分の沈みが顕著にないぶん前向きに取り組むことが出来ているのだとも思います。
この自分の長所を活かして引き続き、自分のために学んでいこうと思います。
半年経ったので、障害者手帳の申請をします!
さて、今月はいよいよ障害者手帳を申請します!!
病院選びから、就労移行選びまで悪戦苦闘の日々でしたが・・・
めでたく発達障害の診断をもらいました! 発達障害者が就労移行支援事業所の通所に必要な受給者証をゲットするまで!!ようやくここまでたどり着いたのかと感慨深いです。
そろそろ自分の将来を選択するフェーズに入りました。
就労移行のスッタフさんにお手伝いしてもらいながら、焦らず頑張りたいと思います。
就職活動がうまく行きますように・・・