目次
トラッキングとカーニングの覚え方
どちらも文字の隙間を詰めたり広げたりと似ていますよね。私もはじめは混乱したのですが、自己流の覚え方を考案してからは間違えなくなりました!!
トラッキング
追跡するという意味の「track」からきています。
トラッキング=トラ=虎=虎は大勢で群れる=いくつかの文字を選択して動かす

トラッキング
カーニング
文字どうしの「アキ」を調整するという意味です。
カーニング=カーリング=ストーンを1つ投げる=文字を1つ動かす

カーニング
この連想ゲーム的な覚え方はいかがでしょうか。試験には出ません。
トラッキングのやり方
文字パネルを表示
ウインドウ>書式>文字
文字を入力しているので文字パネルは表示されているとは思いますが念のため。
文字は書式の項目の中に隠れていますので注意です。
文字ツールを選択
T (文字ツールショートカットキー)
パネルでは、「T」というアイコンをクリックすれば大丈夫です。
トラッキングショートカットキー
Windows Alt + ← →(方向キー)
Mac option + ← →(方向キー)
さて、思い出してください。
虎の大群がやってきました!
文字パネルの「V」と「A」複数が選択されているアイコンがトラッキングです。
「123」をマウスでまとめて選択して数値を調整します。
数値が100に近づくと「123」全体の間隔が広がります。-100に近づくと「123」全体の間隔が狭くなっていきます。
カーニングのやり方
続いて、カーニングのやり方です。
文字パネルを表示
ウインドウ>書式>文字
文字ツールを選択
T (文字ツールショートカットキー)
パネルでは、「T」というアイコンをクリックすれば大丈夫です。
カーソルを合わせる
赤い四角形(文字の間を広げたい、もしくは狭くしたいところ)にカーソルを合わせます。
今回は、赤い四角形がある「1」と「2」の間をカーニングで狭くしたいと思います。
カーニングショートカットキー
Windows Alt + ← →(方向キー)
Mac option + ← →(方向キー)
カーニングは、ひとつの文字だけが動いていきます!
文字パネルの「V」と「A」のアイコンをよく見ると、「A」の下に左方向の矢印がありますね。
この通り数字の「1」は動かずに、後ろの文字である「2」だけが動きます。
トラッキングと同じく、数値が100に近づくと「1」と「2」の間隔が広がります。-100に近づくと「1」と「2」の間隔が狭くなっていきます。
実際の間隔を見ながら数値を調整していきましょう。
トラッキングとカーニングのショートカットキー
Windows Alt + ← →(方向キー)
Mac option + ← →(方向キー)
文字全体を選択した状態なのか(トラッキング)、文字と文字の間にカーソルを合わせるのか(カーニング)の違いだけで、ショートカットキーは一緒です。
頭に余裕があればショートカットキーを覚えて操作をすると、かなり時短になりますし、デザインやってる感が出ます。(笑)
電話番号や郵便番号のハイフンの下げ方
デフォルトではハイフンの位置が低い
お気づきでしょうか?
とても細かいのですが、大体のフォントでハイフンの位置が下がって見えます。
ハイフンを下げる方法を知るまでは、数字のテキストボックスとハイフンのテキストボックスを分けて作成し、整列を使ったり目分量で位置を調整していました。(汗)
文字パネルを表示
ウインドウ>書式>文字
文字ツールを選択
T (文字ツールショートカットキー)
パネルでは、「T」というアイコンをクリックすれば大丈夫です。
ベースラインシフト
文字ツールの状態で、ハイフンを選択します。
文字パネルのベースラインシフトの値を増やすと、ハイフンが少しずつ上に動きます。
まとめ
どれもすごく簡単な操作ですが、文字パネルのアイコンが多すぎて何が何だかよく分かりませんよね。
なので、はじめはチラシ作成でよく使う文字つめ機能「トラッキング」「カーニング」「ベースラインシフト」の3点だけ覚えておくと役に立ちます。