親知らずを抜くきっかけ
小学生の時から過緊張で首や肩こりが慢性化し、顎関節症に悩んでいました。
ネットで購入したマウスピースは、サイズが大きくて寝ているうちに外れてしまい、使わなくなってしまいました。
最近は歯ぎしりがひどく、舌を噛んで口の中が血だらけになったり、奥歯が欠けてしまいました。(グロくてすみません)
寝ている間に起こるので自分の意思で防ぐことができず、近所の歯医者さんへ。
マウスピースは上の歯にはめるタイプなので、虫歯になりかけていた親知らずをすべて処置した後、マウスピースをつくることになりました。
親知らずを放置するデメリット
- 妊娠時、女性ホルモンの影響で親知らずがある部分の歯茎が腫れやすくなるが、万が一腫れても薬が飲めなくて辛い。
- 奥にある歯は磨きにくいので虫歯になりやすく、隣の歯も虫歯になる可能性が高い。
本来は上の2本だけ抜歯をすればマウスピースは作れるのですが、歯科衛生士の方に親知らずを抜かずに放置するデメリットを詳しく説明してもらい、下の2本も含めて全て親知らずを抜くことにしました。
抜歯するタイミング
女性の方は抜歯時の出血が多くなるので生理期間中は避けた方が良いとのことでした。
予約をとる時に周期を確認し、もし当日に生理になってしまったら日付をずらしてもらえるようです。
ちなみに、1回につき抜歯する歯の本数は、一度に4本抜くこともできるし、1本ずつ抜いても良いとのこと。
一般的には、1回に抜くのは2本ずつ、左の上下、もしくは右の上下を選択する人が多いようです。
左右のどちらから抜けばいいかを相談したところ、両方均等に噛んでいるように思えて主要で噛んでる方があるので、歯がないのを慣れるために「主要とは逆の歯」から抜くのがいいと説明されました。
食事の際、噛み癖を意識してみました。
私はおもに左側で噛んでいるようなので、初回は右側の上下を抜歯することにしました。
抜歯後すぐの過ごし方
抜歯後の約2時間後に麻酔が切れるが、麻酔が切れる前に食事をすると口の中を間違って噛んでしまったり、熱いものでやけどしてしまったりするので、完全に麻酔が切れるまで飲食はしないように説明されました。
しかし、完全に麻酔が切れるまで待って食事をするのはおすすめできません。
麻酔が完全に切れると、抜歯した部分が耐えられないほどズキズキと痛みます。
2回目に抜歯したあとは、少し痺れがとれてきたら完全に麻酔が切れていなくても、蒸しパンなど軽い食事をして早めに痛み止めを服用しました。
また、血行が良くなると出血してしまうので、当日は激しい運動・お風呂・飲酒は避けましょう。
スパゲッティーは食べるな
抜歯後の食事中、2センチほどの細いスパゲッティーが抜歯後の穴にスッポリはまってしまいました。
全部が穴に入ったのではなく、スパゲッティーの先端部分がかろうじて穴から少し出ていたので、柔らかいスパゲッティーを潰さないように気をつけながらピンセットで引っこ抜きました。
抜歯後なので、大きく口を開けるのも痛いし、ばい菌が入らないようにあらかじめ消毒液でピンセットを拭いて掴みましたが、結構パニックでした。
ゴマなどの小さいものも穴に落ちる可能性があります。
無意識に抜歯した方で噛んでしまったりするので、穴に入りやすい食べ物は完全に歯茎ができるまでは避けた方が良さそうです。