ツルのくちばしで育ちました
鶴舞う形の群馬県
群馬県の地形は、ツルの形に例えられます。
これは「上毛かるた」という群馬県のご当地カルタで詠まれている句です。
群馬県民は、自分の出身地をツルの部位に置き換える謎のコミュニケーションで交流を深めます。
私の歩いてきた軌跡
ストリートダンス
学校では一言も話せず、絵を描いて過ごしていました。
クラスメイトだけでなく先生からも嫌われていたので、学校はトラウマしかありません。
たまたま近所の子に誘われて、小学生の時からダンスを習い始めます。
踊っているときだけは自分の存在を認めてもらえると感じ、どんどんダンスにハマっていきました。
大きな自信と勇気を与えてくれたダンスは、私にとってのアイデンティティーです。
インド
養成トレーニングを修了し、ヨガインストラクターとしてデビューします。
しかし、仕事のストレスから過食症になってしまいました。
夜遅く帰宅して、炭水化物を気持ち悪くなるまでひたすら食べまくるのです。
「心も体も乱れている。なんでこんなに辛いんだろう・・・」
ヨガの本質をもっと理解したいという気持ちが強くなり、仕事を辞めて海を渡ります。
トランジットのムンバイ空港でのこと。
飛行機に乗り遅れたことに気づいて困っていると、ビジネススーツを着たインド人女性が流暢な英語で私を助けてくれました。
助けてくれたインド人女性がとてもカッコよくて、異国の地で親切にされたことからインドに一目惚れしました。
実際は、手持ちのiphoneが日本時間のままになっていて、フライトの時間を勘違いしただけでしたが・・・
インドでヨガをしていると自然と涙が溢れてきたり、心と身体が浄化される不思議な感覚を味わいます。
様々な宗教が混在するインドに1ヶ月滞在して、この世界には様々な価値観があることを学びました。
そのままでいい
大人の発達障害
コロナ禍でお仕事が激減し、焦りを感じていた頃に発達障害の診断を受けました。
就労移行支援事業所という福祉施設を利用したことは、生きづらさを抱えていた自分を見つめ直す良い転機でした。
誰かになろうと自分を誤魔化したり、出来ない事を克服しようとする努力は自分を苦しめるだけです。
みんなと同じになる事を諦めたら、自分の道で行きていこうという覚悟が生まれました。
現在は、障害者雇用でデザイナーをしています。
かなり遠回りしたけれど、背伸びせず日々の暮らしをゆっくりと丁寧に生きていきたいです。
私がこの目で見た世界をみなさんにも知ってもらえたらと想い、ブログを書いています。