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元気づけようと張り切りすぎると、逆に心を閉ざす
- 何もやる気が起きない自分は、やっぱりダメな人間なのかな。
- 私のつらい気持ちなんか全然分かっていない。
- それができないから苦しくて悩んでるんだよ。
- 分かった気になって励ましてくるとかムカつく。
- やっぱり、コイツに何を言ってもムダだよな。
このような思考がぐるぐると頭の中をリピートします。
孤独な気持ちが湧いて、ますます自己肯定感が下がっていきます。
頼るべきでない人が居ることを理解しよう
全部を無理に話さなきゃって思わなくていいです。
たとえ医療従事者に理解のない言葉をかけられたとしても、医者だからといって真に受けないようにしてください。
浮かんでくるネガティブ思考には「あっち行け」と心の中で呟きながら、シャボン玉とか風船にでも乗せて風に飛ばすイメージをしてみてください。
そんな簡単に気にしないようにできたら苦労しないですけど、心から意識的にネガティブを排除しましょう。
元気のない人を励ましてあげたい時
黙って聞いてあげてください
とにかく、口を挟まずに聞いてください。
「コイツ甘えてるなぁ」と思っても、「でもさ〜」と割り込まれるとモヤモヤします。
正論は求めてませんので、ただただ聞いてあげてください。
感情を代弁してあげる
「それは大変だったね」「そうか、つらかったよね。」「よく頑張ったね、あなたはすごく努力しているよ。」
これは、実際に私が就労移行のスタッフに言ってもらって、すごく心が軽くなった言葉たちです。
あなたの目の前で落ち込んでいる人は、嫌なことがあった時、どんな気持ちだったのかを想像して声をかけてあげてください。
私はいつでも応援しているよというスタンス
「私はどんなことがあっても、あなたをサポートするよ、応援しているよ。」
周りに1人でも理解者がいるだけで、絶望的な気持ちから抜け出すことができます。
あなたは独りぼっちじゃないんだよと、意思表明してあげてください。
ハキハキ受け答えしない
落ち込んでいる時に、ハキハキ喋れる人っていないと思います。
なので言葉のトーンや喋るスピードを相手に合わせてゆっくりにし、安心感を演出しましょう。
言葉に詰まって沈黙することもあるし、どうにもならない不満やイライラした気持ちが溢れて、泣きだしてしまう相談者もいるかもしれません。
そんな時も、相手の気持ちが落ち着くのを待って、ゆっくり・じっくり・落ち着いて話をしてあげてください。
根気がいるかもしれませんが、寄り添っているよという姿勢をこれでもか!とアピールしてください。
オススメのカウンセリング関連書籍
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